雰囲気炉(ガス)

特殊原料焼成用トンネルキルン F-1

【特徴】
本設備は製品を焼成台車に載せて搬送するタイプの酸化焼成炉。
主に粉体及び触媒担体の焼成処理を目的。
予熱帯、焼成帯、冷却帯の3つのゾーンに分けられ温度配布と台車送り速度を調整することで様々なヒートカーブを実現。
設定温度で、低温域(600℃実績有)から高温域(1250℃実績有)までの焼成が可能。
焼成帯は1~5のゾーンに分かれており、各ゾーン毎に温度を制御。
焼成帯バーナーは、手動調整により火炎の調節が可能。
【仕様】
形式 : サイドファイアリング方式トンネルキルン
被焼成物 : 粉体原料及び成型体等(造粒物、押し出し成型体等)
焼成温度 : 最高設定可能温度1,200℃
焼成雰囲気 : 酸化
熱源 : 液化ガス(ブタン・プロパンのMIX)
温度制御 : 焼成帯5点 温度調節計自動制御
炉体長 : 21000㎜
炉内有効高さ : 610㎜
台車寸法 : 1380㎜x600㎜
台車送り時間 : 50分~120分
2次燃焼機能 : 有り